ファミコンとキャプテンの違い 2
もちろんすべての人がアダプターを買って電話につなぐわけではないでしょうが、数々のニューメディアの中では、間違いなく最大規模のシステムがたちまち生まれることになります。
任天堂は、こうした情報ネットワークを組むことなどは、ファミコンを開発した時には夢にも思っていませんでした。
しかし、600万台も普及して、にわかにその可能性が出てきたのです。
一方、ニューメディアの代表選手のキャプテンは、当然ながら最初から巨大な情報システムを目指していました。
しかし、いまのところ、ごくごくささやかなネットワークにとどまっています。
この違いはどこから来たのでしょうか。
キャプテンの方は「こうした情報があれば生活はとても便利になります」と固い頭で考えて、ニューメディアに取り組んでいます。
ところが、少なくとも現在はだれもそれを望んではいないのです。
一方のファミコンは、ともかく面白いもの、楽しくなるものを目指しました。
それに絞ってひたすら考えてゲーム専用機を開発し、大いに受けたのです。
しかも価格は1万4800円(当時)。
秋葉原で買えば1万円あまりです。
キャプテンは端末が20万円。
最近発売の低価格品でも約8万円・・・。